教会で結婚する意味は?


教会で結婚式を挙げるというとき、ただ「教会」という「場所」や
「雰囲気」で挙げるという理解では不十分です。

教会での結婚は、それなりの意味があるのです。
教会では、『神様』のみ前で結婚するお二人互いが結婚の制約をし、
司祭が証人としてお二人の結婚成立を宣言し、祝福するのです。

ですから、教会は、お二人が『神様によって結び付けられた者』と
して、幸せな家庭を築き、また、どんなときでも二人は一体となって
歩んで行くという心構えをもって臨むようにすすめています。

教会での挙式は、『祈り』であるということです。参列者の方々も
心を一つにして、お二人のために神様の祝福をお祈りしてくださる
ようお願いしています。

教会での挙式はどんな順序で行われるの?


  1. 開祭の儀
    新婦は中央通路を聖堂後方から入堂します。
    新婦、聖堂に入る。
    つぎに、参列者全員で聖歌を歌います。
    聖歌 『愛の賛歌』
  2. 聖書朗読
    聖書の朗読に続いて司祭から新郎新婦へ言葉が述べられます。
    新郎新婦への言葉
  3. 結婚の儀
    ここからが、儀式の中心となります。
    ・結婚の意思の確認
    お二人の誓約により結婚が成立します。
    ・結婚の誓約
    司祭はお二人の結婚の成立を宣言します。
    ・結婚成立の宣言
    ・指輪の祝福
    ・指輪の贈呈
    ・署名
    参列者全員で、お二人の幸せを神様に祈ります。
    ・共同祈願
  4. 結びの祝福
    司祭より結びの祝福が行われ、その後参列者全員で聖歌を歌います。
    感謝の賛歌 『しあわせなかたマリア』
    その後、聖堂からお二人を送り出します。

教会で結婚するために必要なことは?


カトリック教会で結婚するには、準備が必要となります。
『結婚準備セミナー』がそれです。
このセミナーを受講して、教会で結婚するにふさわしい心構えを学びましょう。

結婚準備セミナーに関する詳細は、各カトリック教会にお問い合わせ下さい。